DX人材育成サービス「MENTER」を手掛けるWHITE(横浜市)が大学生約500人を対象にしたITリテラシー調査で、「コピペ」のショートカットキーを「知らない」とした大学生が約4割に上ることが分かった。スマートフォンが普及する環境で生まれ育った「スマホネイティブ」である大学生のITリテラシーの実態とは――。
まずPCの保有状況について「自分専用のノートPCを持っている」としたのは83.0%に上った。「自分専用のデスクトップPCを持っている」は12.7%で、大半の学生が自分専用のPCを持っている状況が明らかとなった。
保有するPCのOSは「Windows」が最多で80.1%を占めた。「Mac」は24.0%で4人に1人が使っている結果となった。
パソコン操作の基本スキルであるタッチタイプについて「できる」としたのは17.7%、「まあまあできる」の36.2%と合わせると半数近くが習熟していることが分かった。一方「全くできない」(12.7%)も1割を占め、スマホネイティブ世代であることを表す状況とも推察できる結果となった。
マウスの使用頻度について「よく使っている」(31.0%)と「たまに使っている」(32.2%)は合わせて6割となった。「ほとんど使ったことがない」(29.9%)、「使ったことがない」(6.9%)は合わせて4割近くに上り、ノートPCやデスクトップPCの保有率に比べ、マウスの使用頻度は少ないことが分かった。
Word、Excel、Powerpointといったパソコンスキルについて「できる」とした人は約6割(内訳は「できる」が13.1%、「まあまあできる」が48.7%)。一方で「あまりできない」(34.3%)と「できない」(3.9%)は合わせて4割に上り、自信のない人も一定数いることが分かった。
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