コロナ禍において、大学生活でも一般的になったZoomやGoogle meetなどの「Web会議システム」。これらの習熟度について「できる」(19.1%)と「まあまあできる」(51.4%)の合計は7割近くに上り、今回の調査の中で最も高い習熟度となった。
SlackやTeamsといった「チャットツール」については「できる」(14.3%)と「まあまあできる」(32.0%)の合計が半数に満たず、その他のITリテラシー・スキルと比較して習熟度が低い傾向が見られた。
パソコン上のフォルダーや階層構造については「よく理解している」(13.5%)と「まあまあ理解している」(38.7%)の合計が半数に達する一方、「理解してない」も34.9%に上った。
ショートカットキーについて、最も認知されていたのは「Ctrl+C」(選択した項目をコピー)で62.6%。「Ctrl+V」(選択した項目を貼り付け)(59.2%)が続いた。「コピペ」のショートカットキーは広く認知されている一方、それぞれ4割は「知らない」という結果になった。
いずれのショートカットキーも知らない人は19.8%と2割に迫った。
調査を実施したWHITEは「企業の若手層からも基本的なPCスキルに関するトレーニング機会を求める声は強く、企業は『若者なら当然PCぐらい使える』と考えるのではなく、基本的PCスキルに投資する必要性がある」と指摘している。
調査は10月27日〜11月1日にインターネットで実施。全国の大学生519人から回答を得た。
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