隣の家が近すぎて気になることは何か。不動産の情報メディアを運営するAlbaLink(東京都江東区)の調査によると、気になること1位は「お互いの生活音・騒音」(308人)だった。以下「見られる・見えてしまう」(123人)、「日当たりや風通しが悪い」(41人)と続いた。
「お互いの生活音・騒音」と回答した人からは「小さい子どものいる家庭なので、騒ぐ声が聞こえる」(30代女性)、「隣人の会話が聞こえるから、自分たちの会話も聞こえてると思って気になる」(40代男性)、「トイレを流す音や鼻をかむ音が聞こえる」(50代男性)といったコメントが寄せられた。
自宅と隣家との距離を聞いたところ、1位は「〜1メートル」(37.2%)、2位は「〜2メートル」(26.2%)で、平均は1.79メートルだった。
気になることに対する具体的な解決策は、「カーテン・ブラインドを使う」(156人)が最多となった。回答者からは「見えづらいカーテンにした」(20代女性)、「薄いレースのカーテンは、一日中閉めている」(40代男性)という声があった。
2位は「窓を開けない」(151人)で「基本的には窓を閉めて、生活音が隣人に聞こえないようにしている」(30代男性)、「隣に面した窓のシャッターは常に閉めている」(50代女性)といった対策が寄せられた。
3位以下は「大きな音を出さない」(32人)、「窓をすりガラスにする」(31人)、「防音グッズを使う」(18人)と続いた。
調査は10月29日〜11月12日、戸建て住宅で隣家との距離が近い人を対象にインターネットで実施した。有効回答数は470人(女性278人/男性192人)。
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