アマゾン「ホリデーストア」をオープン ”年末年始ならでは”のニーズ獲得に意欲

[カワブチカズキ，ITmedia]

　アマゾンジャパンは12月4日、年末年始に向けたさまざまな商品を期間限定で紹介する「ホリデーストア」をオープンした。期間は2024年1月7日まで。5つのテーマごとに年末年始のニーズに合ったアイテムを提案し、需要の取り込みを図る。

アマゾンは、年末年始の期間限定「ホリデーストア」をオープン（提供：ゲッティイメージズ）

　ホリデーストアは「年末年始のお楽しみは、全部おまかせ。」がテーマ。「クリスマスギフト2023」「自分へのご褒美」「冬ギフト・冬グルメ」「年末年始の大掃除・おでかけ」「福袋」の5つのテーマごとに、幅広いアイテムをラインアップした。

　クリスマスギフト2023では、贈る相手の年齢や性別ごとや、ベストセラーを参考にした商品選択を可能とした。また、12月25日までにおもちゃ以外の対象商品を2000円以上購入すると、おもちゃの合計金額が5％オフとなる「おもちゃまとめ買いキャンペーン」も提供する。

5つのテーマを用意する（出所：プレスリリース、以下同）

　自分へのご褒美では、ファッションからゲーム、大型家電、美容家電、レジャー・スポーツ用品、家具・インテリアまで幅広いカテゴリーの商品をそろえた。冬ギフト・冬グルメは、お歳暮向け商品やお菓子詰め合わせといった定番のギフトから、ビューティーセット、海鮮や地方名産のお肉、お酒、スイーツなどのグルメを提供する。

　年末年始の大掃除・おでかけは、年末年始に必要な掃除用品や帰省・旅行用品、正月飾りなどの商品をラインアップ。福袋では、ファッションやコスメ、スポーツ用品やゲーム、DVD、贅沢グルメなど、お得な福袋を幅広いカテゴリーで提供する。

12月1日までは「ブラックフライデー」を開催

　同社は、11月24日〜12月1日も年末のビッグセール「Amazon ブラックフライデー」を開催した。昨年より開催期間を1日延長したほか、7月のプライムデーで初めて実施した、買い逃しを防ぐ先行セールや、注文・閲覧履歴に基づく「パーソナライズ表示機能」を今回も導入していた。セールや期間限定ストアで、年末年始の買い物需要を取り込めるか注目だ。

5つのテーマを用意する（出所：プレスリリース、以下同）