転職で年収が上がった人はどの程度いるのか。シナプルリンク(広島市)が調査結果を発表し、45.7%と半数近くの年収が上がったことが分かった。増加額では「10万〜49万円」(20.6%)と回答した人が最も多かった。
転職後の年収の変化では「上がった」が45.7%で、「下がった」は26.6%。「ほぼ変わらなかった」は27.6%だった。内訳を見ると、給料が上がった人の金額幅では「10万〜49万円」(20.6%)が最多。以下「50万円〜99万円」(13.1%)、「100万〜149万円」(5.5%)が続いた。下がった人で最も回答が多かったのも「10万〜49万円」(13.6%)だった。
転職した理由で最も多く回答が集まったのは「給与・待遇に不満があった」。36.7%が回答した。同率2位で「残業・勤務時間・休日数に不満があった」「上司と合わなかった」(35.7%)が続いた。
転職して良かったと回答した人は、82.4%と大多数を占めた。「給料が上がった」「残業時間が減った」の他「安定性がある企業に行けて不安が解消された」「週に数日のテレワークが可能」といった声が寄せられた。
一方、転職が良くなかったと回答した人は4.5%。「給料が下がった」「人間関係が悪かった」といった理由の他「仕事内容に納得いかない」「人間関係がぼろぼろの職場」といった意見もあった。
転職経験がある199人を対象にインターネットで調査した。期間は11月4〜5日。
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