戦前戦後と生産され、今も多くのライダーらに愛されている伝説のバイク「メグロ」。かつて生産工場があった栃木県那須烏山市で、メグロ製バイクを復元するレストアが進められている。「メグロの聖地那須烏山」を掲げ取り組んでいる町おこしプロジェクトの一環で、過疎化が進む地域の活性化や観光振興につなげたいという。
栃木県東部に位置する那須烏山市。人口は約2万4千人と県内の市では最も少なく人口減少による過疎化が広がっている。メグロ製バイクを製造していた老舗2輪車メーカー、東京の目黒製作所(後にカワサキが吸収)が空襲を避けるための疎開先として、旧烏山町(現那須烏山市)に工場を移転したのは昭和19年。戦後も昭和30年代まで生産を続け、かつては「メグロの城下町」として、にぎわいをみせたという。
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