山形と新潟で1位めぐりラーメンバトルがヒートアップ (2/3 ページ)

» 2024年01月05日 10時38分 公開
[産経新聞]
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鬼殺の麻婆麺

 麻婆麺が大人気の麵屋Aishin河渡本店(新潟市東区)も、プロジェクト参加店の一つ。激辛唐辛子「超鬼殺し」を約20グラム使った「鬼殺の麻婆麺」(1100円)を提供している。店長の笠原義貴さん(37)によると、「3グラム入れただけで死にそうなほど辛い。約20グラムは食べられる限界の辛さ」という。

photo 麵屋Aishin河渡本店の激辛「鬼殺の麻婆麺」。笠原義貴店長は「想定の3倍売れている」と話す=新潟市東区(本田賢一撮影)

 それが激辛好きに受け、「12月22日までに想定の3倍の約640杯が売れた」。記者も試食したが、しばらくすると口の中にしびれを伴った激辛が広がった。

ラーメンシンポ

 新潟市内の約10のラーメン店で組織する「新潟拉麺協同組合」は今年6月、市内でシンポジウムを開催。県内のラーメン店経営者ら約90人が参加し、新潟のラーメン界をいかに活性化していくかを話し合った。

 安部恭朗理事長は「新潟と山形のラーメン店でバトルイベントを開催するなど、お互いに切磋琢磨(せっさたくま)しながら楽しく盛り上げていくことができれば」と話す。

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