23年の建設業者の倒産を地域別に見ると、1位は「近畿」の408件。前年比で32.5%の増加となった。前年比の増減率が最も高いのは「北海道」で210.0%増の62件。「九州」は50.5%増の158件となり、過去10年で最多だった。
コロナ禍で業績や財務が悪化していたところからの急回復で、資金繰りが追いつかない業者の倒産は増える傾向にある。急激な業者数の減少は、進行中の案件の停滞や先送りを招く可能性もあり、地域経済への影響も懸念される。
集計期間は23年12月31日までで、負債が1000万円以上の法的整理による倒産を調査した。
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