「社会人になることに不安」24卒の8割 どんなサポートが欲しい?(2/2 ページ)
入社後、具体的にどのような壁に直面すると考えているのか。最も多い回答は「仕事が難しい」で51.9%に上った。次に「生活リズムの変化」(47.6%)が続いた。
入社後、どのような壁に直面すると思うか(ALL DIFFERENT、ラーニングイノベーション総合研究所調べ)
「仕事が難しい」「生活リズムの変化」という壁を乗り越えるために、内定先にどのようなサポートを求めているのか。結果、どちらの壁においても、半数以上が「先輩社員との人間関係を築く機会」を最も必要としていることが分かった。「業界の専門知識や専門スキル」「マナーや仕事の進め方などの社会人の基礎スキルを学ぶ機会」も上位に入った。
仕事の難易度の壁に対して求めるサポート(ALL DIFFERENT、ラーニングイノベーション総合研究所調べ)
生活リズムの変化の壁に対して求めるサポート(ALL DIFFERENT、ラーニングイノベーション総合研究所調べ)
入社後に対する期待について、最も多い回答は「色々なことを学び成長できる」で67.0%に上った。以降は「給料がもらえる」(50.9%)、「社会の役に立てる」(40.2%)が上位を占める結果となった。
入社後に対する期待(ALL DIFFERENT、ラーニングイノベーション総合研究所調べ)
調査は2023年10月16日〜12月4日にインターネットで実施。同社が提供する内定者向け研修の受講者(24年卒業予定)404人から回答を得た。
- 「社名を隠した」就活イベントが、学生の心を掴む意外なワケ
自社のビジョンは明かすが、社名は明かさない。そんなユニークな就活生向けの長期インターンシップ募集イベントが、都内で開かれた。学生側は抽選で落選する人も出るほど盛況だったが、一体なぜなのか、
- 学生同士の「いいね」で採用? 三井住友海上「DAO型採用」、その画期的な仕組み
学生同士や社員からの「いいね」が内定につながる──そんな新たな採用手法を、三井住友海上火災保険が取り入れる。社員と学生の「いいね」の重みには差を付けず、平等に評価し合うというが、果たして“ライバル関係”の学生同士で公正な評価につながるのだろうか。その仕組みとは?
- フルマラソン完走で一次面接 なぜ「走れるITエンジニア」を求めるのか?
昨今、ITエンジニアの求人倍率は高止まりを続け、多くの企業がIT人材の獲得に課題を持っている。そんな中、エンタメ関連事業などを手掛けるカヤック(神奈川県鎌倉市)が打ち出したのが「42.195km採用」だ。なぜITエンジニアを「走れるか」で判断するのか? 一見すると「突飛な面白企画」のようだが、その裏には優秀なエンジニアのある“習性”に関する分析があった。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.