メディア

貸会議室を運営するTKPが「イオンモール羽生」にホテルを出店　どんなところ？

» 2024年04月03日 16時24分公開

　貸会議室などを運営するティーケーピー（TKP、東京都新宿区）は、イオンモール羽生の「nONIWA（ノニワ）」にホテルをオープンすると発表した。2025年4月に開業する。同社がショッピングセンター内にホテルを出店するのは初めて。25年までに3棟の宿泊施設を開業し、売り上げの拡大を図る。

TKPがイオンにホテルを初出店（画像は公式サイトより引用）

　TKPは、企業の宿泊研修と個人利用が可能な施設を全国に20棟運営している。今回は、イオンモール羽生の「HANYU noNIWA」内にトレーラーハウス型の宿泊施設をオープンする。

　「nONIWA」の特徴は、屋外で広場一体型となった商業施設であること。イオンモール羽生は従来型のモールを中核に運営しているが、その中に「nONIWA」の第1弾「HANYU noNIWA」が先行オープンしている。

ホテルイメージ図（出所：プレスリリース、以下同）

宿泊施設図面（仮）

　宿泊施設の総面積は2000坪。羽生の自然をゆったりと楽しむことをコンセプトとし、全30室のコテージホテルを提供する。デイユース、日帰りBBQ、貸切での法人宿泊研修を提供するほか、「nONIWA」の他テナントとのコラボによる宿泊プランも計画している。

イオンモール羽生（出典：イオンモール）

「noNIWA」にホテルが登場

「コンテナホテル」が郊外にどんどん増えて77店舗に　稼働率80％の理由は？
郊外のロードサイドに、コンテナを並べたビジネスホテルが続々と誕生している。2024年2月末時点で77店舗まで拡大し、稼働率は80％、リピート率は約40％にのぼるという。どんなホテルなのか。
「イトーヨーカドー」はなぜ大量閉店に追い込まれたのか　“撤退できぬ病”の可能性
なぜイトーヨーカドーは大量閉店に陥る事態になってしまったのか。同店がかかえる本質的な問題は……。
「年収1500万円」の人が住んでいるのはどこ？　東京23区だけではありません
年収マップ、今度は「子どものいる核家族」のうち、世帯年収1500万円以上の割合を地図化してみました。
「駅別マンション価格」を可視化したら、住みたい街が見えてきた
首都圏、特に東京23区では不動産価格の高騰が止まりません。「駅を変えれば、町を変えれば何とかなるのでは？」という希望をかなえるべく、中古マンションの価格を可視化してみました。