人材を活用したセールスプロモーションなどを手掛けるマーキュリー(東京都新宿区)は、2024年の新入社員を対象に、就職活動についてのアンケート調査を実施した。就活に活用していたSNSツールの1位は「Instagram」だった。
新入社員が就活中に企業の情報収集のために利用していたSNSの1位は「Instagram」、2位は「YouTube」、3位は「X(旧Twitter)」という結果だった。
企業の採用広報活動においてSNSは不可欠な手段となっている。特にInstagramは視覚的に短時間で情報を収集できるメリットがあり、タイパを重視するZ世代にとって主要な情報収集手段となっていることがうかがえる。
就活中に最も参考にしたSNSは、前年の調査と同様に「YouTube」が1位となった。YouTubeは動画コンテンツを通じて、より視覚的で詳細な情報を得ることができるメリットがあり、就活を進める上で「最も参考にした」という回答につながっていると考えられる。
社員インタビューやオフィスツアーなどを始めとした動画形式の情報は、会社の雰囲気を知る上でもとても有効で、企業の採用広報活動において、YouTubeでの動画発信は重要な手段となっている。
SNSを通してどのような情報を集めていたかを質問した。1位は「企業情報(仕事内容・事業内容)」で、「社内の雰囲気(社内イベントの様子・オフィス紹介など)」が続いた。
就活生はSNSを通じて、企業の詳細な情報や社内の雰囲気を把握し、企業選びの参考にしていることが推測される。
調査は24年の新入社員を対象に、23年12月22日〜24年1月5日に実施した。有効回答数は540。
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