楽天インサイト(東京都世田谷区)は、全国の20〜69歳の男女を対象に「AIに関する調査」を実施した。AIが自身の生活に関与することに対して「良い印象を持っている」人は合わせて70.8%と高い割合であったことが分かった。
内訳は、「とても良い印象を持っている」が12.0%、「やや良い印象を持っている」が58.8%だった。年代別では、40代で「良い印象を持っている」と答えた割合が77.6%と、全体より5ポイント以上高かった。
良い印象を持っていると答えた人の理由で最も多かったのは「時間短縮になるから」が53.8%、次いで「人間では起こり得るミスを減らすことができるから(データ入力での誤入力、文書作成での文法ミス、スペルミスなど)」が47.3%、「自分では見逃してしまうようなモノやコトを見つけてくれるから」が37.8%だった。
年代別でみると、「自分では見逃してしまうようなモノやコトを見つけてくれるから」と答えた人は、20代で23.6%、30代が32.5%だったが、40代になると39.0%、50代で41.3%、60代では50.4%と半数以上となり、年代が上がるにつれて増える傾向が見られた。
AIのイメージで最も多かったのは「効率的に作業を進めることができる」(43.1%)だった。次いで、「知りたい情報をすぐに教えてくれる」(35.7%)、「新たなビジネス機会の創出につながる」(29.6%)で、年代別でみると「セキュリティに懸念がある(AIの誤作動やハッキングなど)」と答えた人が40代以降増加する傾向が見られた。
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