中野駅南口に「NAKANO stand」が誕生、特徴は?

» 2024年04月29日 08時00分 公開
[秋月かほITmedia]

 東日本旅客鉄道(東京都渋谷区)とJR東日本クロスステーション(同)は、JR東日本グループが推進する「Beyond Stations構想」の一環として、中野駅南口改札外に「みどりの窓口」「NewDays」「standスペース」が一体化した施設「NAKANO stand」を開業する。開業予定は6月。

photo 中野駅南口改札外に「NAKANO stand」が開業する(出所:プレスリリース、以下同)

 NAKANO standは1月に先行移設したみどりの窓口に加え、中野駅南口にあるNewDaysが移転拡大。さらに沿線地域や地方の魅力を発信するstandスペースが一体となった施設。施設名称には“顧客や地域の人々の暮らしを支える(=stand)拠点になるよう”との思いを込めた。

photo 内観イメージ

 standスペースでは、中央線沿線の街にフォーカスした情報発信メディア「TOWNSCAPE」を展開。写真や特集記事、プロダクト、地図を通じて街の風景や文化の情報を発信する。

 さらに沿線の商品をはじめ、高速バスを活用したトランク輸送で地域の特産品や朝採れの商品を販売。アート作品の展示・販売も実施する。

photo TOWNSCAPE/高速バストランク輸送の様子

 NewDaysは既存の中野駅南口店と比較し、規模を約3倍に拡張。弁当や麺類などの品ぞろえを充実させ地域の人々も利用できる「地域密着型店舗」を目指し、人気の駅弁や日本各地のおいしいものを随時取りそろえる。

photo 施設構成

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