PGF生命保険(東京都千代田区)は、2024年に還暦を迎える1964年生まれの男女を対象に、「2024年の還暦人に関する調査」を実施した。59歳時点で就労をしている・していた人の「還暦以降の就労意向」について、65歳以降も働きたいと思う人の割合は80.8%、70歳以降も働きたいと思う人の割合は42.7%といずれも高い割合であることが分かった。
過去調査と比べると、70歳以降も働きたいと思う人の割合は、2022年が36.5%、2023年は39.0%、2024年は42.7%と上昇が続き、特に2024年は調査開始以来最も高くなった。
PGF生命は「本格的な人生100年時代を迎え、老後に必要となるお金が増加し、長生きの経済的リスクが高まった結果、生活に困窮しないように働き続けたいと考える人が増えているのではないか」とコメントしている。
60歳を過ぎても働きたいと思う人に働きたい理由を尋ねた。最も多かったのは「働かないと生活費が不足するから」(56.1%)、次いで「健康を維持したいから」(47.5%)、「その歳までは元気に働けると思うから」(43.6%)、「人と関わりを持ちたいから」(35.7%)、「趣味やレジャーのためのお金が必要だから」(34.8%)だった。
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