「売り手市場」が加速している就職活動だが、学生はどんな企業に魅力を感じているのか。リスクモンスター(東京都中央区)が調査結果を発表し、1位は「地方公務員」(16.7%)だった。2位に「国家公務員」(8.0%)が続き、学生の安定志向が鮮明な結果となった。
3位以下は「ソニー」(4.4%)、「アップル」(3.4%)、「グーグル」(3.2%)が続いた。その他、鉄道業では「東海旅客鉄道」(前回75位→今回7位)や「西日本旅客鉄道」(同94位→同7位)が前回の調査から順位を上げた。また、飲食料品製造業では「グリコ」(同75位→同10位)、「味の素」(同23位→同16位)なども人気を高めている。一方、「講談社」(同13位→同63位)、「集英社」 (同19位→同39位)など、出版社のランクダウンが目立った。
文系・理系別ではともに「地方公務員」と「国家公務員」が1〜2位を獲得。その他、文系では「飲食料品製造業」や「鉄道業」に人気が集まった。理系は「建設業」が3社ランクインした。
男女別では「鉄道業」に男性の人気が、「化粧品製造業」や「飲食料品製造業」など日常生活に身近な商品・サービスを扱っている企業に女性の人気が集中した。
業種別のランキングでは前回から上位4業種が変わらず「公的機関・その他」(26.6%)、「IT・情報通信」(9.1%)、「金融・法人向けサービス」(7.0%)、「食品・農業」(5.7%)がランクインした。
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