ローソンが新サービスを導入した背景には、コーヒーの嗜好性が関係している。「コーヒーはお客さまそれぞれに好みの味や濃さがある飲み物です。『おいしい』と感じる基準も、人によってさまざまです」(同社広報担当者)
これまでも同社では、世の中で好まれているコーヒーの傾向や消費者の声を分析。コーヒーとカフェラテ用の豆や配合、焙煎方法などを定期的にリニューアルしてきた。しかし、こうしたリニューアルの結果、それまでの味わいを好んでいた消費者が「好みではなくなった」と感じ、離れてしまうことがあったという。
濃さを選べるようにすると、同じコーヒーやカフェラテでも味わいの選択肢が増えることになる。消費者が自分好みの味を選べるようにすることで幅広いニーズに対応し、継続的な購入を促す狙いがある。
今回の新サービス導入に際し、それぞれの「濃さ」をどのように調整するか、社内で検討を重ねたという。特に力を入れたのがカフェラテだ。「カフェラテはコーヒーと牛乳のバランスが大切です。牛乳の味わいを感じながらも『濃さ』『軽さ』を感じてもらえるよう、そしてカフェラテとしておいしく飲めるバランスを研究しました」(同社広報担当者)
ローソンのマチカフェの新シリーズは、消費者の心をつかめるか。
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