作成済みのGPTsに新たな条件を追加することも可能だ。GPTストア右上の「マイGPT」をクリックすると自分が作成したGPTsの一覧が表示され、編集したいGPTsのペンのアイコンをクリックすれば作成画面に移動できる。
今回は、マニュアルに記載されていない新たな情報を回答に使えるようにする。「回答の元のなる情報を追加します。マニュアルに記載された内容に加えて、以下の情報も回答に使用してください」と指示したうえで、追加したい情報を記載した。
なお、変更を指示するプロンプトを送信しただけでは、更新が行われない場合があるようだ。上記の画像では、最初の指示の後に「他に追加や修正したい情報があれば教えてください」の回答が返ってきたが、この時点ではGPTsが更新されておらず、「OKです」と送信して初めて更新が行われた。
更新が行われた場合は、チャットに「設定を更新しました」などの回答が出力され、右側のプレビュー画面にも「GPTを更新しました」と表示されるので、必ずそれらを確認するようにしよう。最後に、右上の「更新する」ボタンをクリックすれば変更内容を保存できる。
なお、本稿執筆時点では、筆者の手元の環境では無料プランのユーザーがGPTsを利用できる状態にはなっていない。Open AIによると無料プランユーザーへの機能提供は数週間にわたって順次行っていくとのことなので、あと少しだけ待つ必要があるだろう。
全てのChatGPTユーザーがGPTsにアクセスできるようになることで、GPTsを作成することも、作成したGPTsを共有して他の人に使ってもらうこともハードルが大きく下がる。今回のようなFAQチャットとして活用できる場面も広がっていきそうだ。
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