ドンキ、今年も夏物家電「ド風量」シリーズを発売 どう変わった?プロダクトInsights

» 2024年05月23日 09時19分 公開

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日々リリースされる新しい商品やサービスたち。その商品やサービスには、必ず企業側の思惑や狙い、生活者のニーズ、時代の空気感が反映されている。本シリーズでは、これらの「Insight」を考察していく。

 ドン・キホーテは、大風量が特徴の夏物家電4商品を発売した。昨年好評だった風量が特徴の家電3商品もリニューアルし、新商品を含む「猛暑フッ飛ぶド風量シリーズ」として展開する。対応畳数の増加や省エネ性などを向上し、需要の拡大を図る。

photo ドンキが大風量が特徴の夏物家電を発売(画像はイメージ、提供:写真AC)

 「猛暑フッ飛ぶド風量シリーズ」は、計6種7商品のさまざまなシーンに合わせて選べるラインアップを用意した。

 サーキュレーターは、リニューアルした「AC ターボサーキュレーター」(7678円)と、新発売の「DC ターボサーキュレーター」(9878円)の2商品で、昨年モデルから羽の直径を2センチ長くしたほか、対応畳数も最高44畳(3LDK程度)をカバーできる仕様とした。今回、細かな風量調整が可能で省エネタイプのDCモーター搭載モデルも展開する。

photo サーキュレーターは2種類を展開(出所:プレスリリース、以下同)

 「リビング扇風機」(7678円)は、消費電力が少なく、運転音が静かなDCモーターを搭載したモデルで、風量を5段階に調整できる。

 「冷風扇」(1万2980円)は、昨年モデルと比べて風量を152%、風速を125%アップさせたことにより、部屋の隅々まで冷風を届けることを可能とした。

photo リビング扇風機
photo 冷風扇

 「冷却プレートハンディファン」(4378円)は、昨年好評だった直接肌に当てられる冷却プレートに加えて、100段階の風量調整機能を装備したほか、台座をつけることでデスクでも使用できる仕様とした。

photo 冷却プレートハンディファン

 そのほか、リニューアルした「羽なし DC ジェットタワーファン」(1万2980円)、7色に光る「ダブルブレードハンディファン」(2178円)を展開する。

photo 「羽なし DC ジェットタワーファン」

 夏物家電「ド風量」について、企画担当者は「このシリーズは、お客さまの支持をいただいて生まれた。『強風」が特徴の商品は以前より販売しているが、好評だったため今年は発売商品を増やした」としている。

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