洋服の青山とミズノ共同企画、ヒヤッと冷たいパンツ発売 夏場のビジネスパーソンに訴求プロダクトInsights

» 2024年05月24日 10時30分 公開
[ITmedia]

プロダクトInsights

日々リリースされる新しい商品やサービスたち。その商品やサービスには、必ず企業側の思惑や狙い、生活者のニーズ、時代の空気感が反映されている。本シリーズでは、これらの「Insight」を考察していく。

 青山商事(広島県福山市)とミズノ(大阪市)は5月21日、共同企画した夏場でも快適に着用できるパンツ「ミズノアイスタッチムーブパンツ」(1万890円)を発売した。カラーはブラック、ネイビー、ベージュの3種類で、サイズはS、M、L、LL、3Lを用意した。洋服の青山全店と洋服の青山公式オンラインストアで販売する。

mizuno ミズノアイスタッチムーブパンツ(プレスリリースより引用)

 両社は例年の猛暑を受けて、夏場でも快適に着用できるパンツを企画した。素材には、ミズノ独自の熱伝導率の高い特殊な糸「アイスタッチ」を採用。気化熱を奪いやすく、着用時に清涼感を得ることができるという。また、高い吸汗性能も備えていることから、長時間の座り仕事でもパンツが蒸れにくい。

mizuno ミズノ独自の糸「アイスタッチ」を採用(プレスリリースより引用)

 座った時の圧迫感を軽減するため、ウエストはゴム設計とした。股下部分はガゼットクロッチ仕様(ガゼットクロッチひし形状のマチを股下部に作ることで、180度までの自然な開脚ができる構造のこと)を採用し、可動域が広く動きやすくした。

mizuno ウエストはゴム設計(プレスリリースより引用)
mizuno 股下部分はガゼットクロッチ仕様(プレスリリースより引用)

 両社の開発担当者は「地球温暖化の影響もあり、5月初旬には真夏日を記録するなど、年々気温が上昇している。そのような中で、ビジネスシーンでの暑さをスポーツテクノロジーで解決する商品として企画した」としている。

mizuno 価格は1万890円(プレスリリースより引用)

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