「洋服の青山」がビジネス向けのポロシャツ発売 汗によるべたつきや不快感に対応：プロダクトInsights

[ITmedia]

プロダクトInsights

日々リリースされる新しい商品やサービスたち。その商品やサービスには、必ず企業側の思惑や狙い、生活者のニーズ、時代の空気感が反映されている。本シリーズでは、これらの「Insight」を考察していく。

　青山商事は5月22日、吸汗速乾性が高い「#すご　秒乾ポロシャツ」を発売した。「汗やムレが気になる」といった、夏場におけるビジネスパーソンの悩みに応える狙いだ。

　カラーはホワイト、ネイビー、ブラック（いずれも無地）の3種類で、価格は各4290円。全国の「洋服の青山」および公式オンラインストアで販売している。

青山商事、吸汗速乾性が高い「#すご　秒乾ポロシャツ」を発売（プレスリリースより引用、以下同）

　同社はジャケットやスラックス、ポロシャツなどに顧客からの要望が多い機能を備えた「#すご」シリーズを展開。5月9日には夏場でも快適に着用できる「#すごスーツ 清涼企画」（3万2890円）を発売した。

顧客からの要望が多い機能を備えた「#すご」シリーズ

　同社によると夏場のビジネスパーソンの装いが軽装化する中で、「きちんと見えるポロシャツ」の人気が高まっているという。顧客から「汗やムレが気になる」という声が多く聞かれていたため、吸汗速乾性が高い半袖ポロシャツを企画した。

吸汗速乾性が高い半袖ポロシャツ

　ポロシャツの素材には、汗を素早く吸水、拡散、乾燥させる東レの「FIELDSENSOR秒乾」を採用。汗によるべたつき、肌へのまとわりつきなどを軽減し、サラッとした着心地を目指した。

東レの「FIELDSENSOR秒乾」を採用

　ビジネスシーンでの着用を想定し、襟周りはきちんとした印象を与えるデザインを採用。また、後ろの裾を少し長くすることで、座った時やかがんだ時に背中が見えにくいようにした。

襟周りはきちんとした印象を与えるデザインを採用