片町四番組海側地区市街地再開発準備組合と野村不動産は7月2日、石川県金沢市における再開発の都市計画が決定したと発表した。再開発するのは、金沢駅から2キロほど離れた金沢市の中心市街地だ。
延べ面積約1万8000平方メートルの同地区には、兼六園や武家屋敷、木倉町の飲食店街などがあり、多くの観光客が訪れる。一方、建物の老朽化や地域内の回遊性、街のにぎわいや活性化の向上などが課題となっていた。
再開発では建物の一体的整備により、地区全体の防災性向上を図る。住居や宿泊施設を整備する他、周辺商店街と一体となった商業施設を整備し、街のにぎわい創出を目指す。また、敷地内道路の拡張といった歩行空間の整備、施設と合わせたアーケードの設置などにより、歩行者の回遊性を向上させる。2027年度に着工、2030年度に竣工予定だ。
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