この耳かきは、SNSでも大きな反響を呼んでいる。ドンキの公式TikTokに商品概要を投稿したところ、約445万回再生された(7月9日午前10時時点)。耳の中をリアルに映し出すと拒否感を抱く人がいるからか、動画ではかわいい柄の筒の中にある小さなごみを取りだす様子を紹介している。
ちなみに、担当者が筆者に対して耳かきの実演をする際、ショッキングな映像が映し出されるという理由で、決して自分の耳の穴に入れようとしなかった。穴の中は“禁断の映像”なので、アピール時には細心の注意を払っていると筆者は感じた。
ドンキの担当者によると、公式Tiktokではドンキのさまざまな商品を紹介しているが、100万回以上再生されるケースは1年間に数回しかないという。また、50万回以上の再生で「バズった」としているという。こういったことを踏まえると、反響の大きさが伝わってくる。
新しい耳かきのヒットをきっかけに、他のエチケットグッズでも同じようなコンセプトの商品が開発できないかどうか、現在検討中だという。ドンキの「耳の中をじっくり見たい」という根源的な欲求を満たす耳かきはどこまで売り上げを伸ばせるか。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング