リクルートは8月9日、2025年卒予定の大学生の就職内定率が、同月1日時点で91.2%(前年同月比4.6ポイント増)だったと発表した。文理別の内定率を見ると、「文系」が89.9%(同4.9ポイント増)、「理系」が94.3%(同4.0ポイント増)となった。
2025年卒大学生の内定率は、3月1日時点で40.3%、4月1日時点で58.1%、5月1日時点で72.4%、6月1日時点で82.1%、7月1日時点で88.1%、8月1日時点で91.2%と推移。
2024年卒大学生の同時期と比較すると、8月1日時点で4.6ポイント高い値となっている。10ポイント近く上回っていた3〜4月と比較すると差は縮まりつつあるものの、いずれも前年より高い値で推移していることがうかがえる。
内定取得企業数は、平均で2.58社。2社以上から内定を取得した大学生の割合は67.4%となっている。
8月1日時点での就職活動の実施率は16.9%(同5.6ポイント減)。内定未取得者の79.7%、取得者の10.8%が就職活動を継続している結果となった。また、大学生の進路決定率は80.6%(同3.2ポイント増)となっている。
調査は8月1日〜5日、リクルートが運営する「就職みらい研究所」が、「リクナビ2025」に登録した大学生3037人を対象に実施した。
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