2025年春に就職予定の内定者のうち、7割超が「不安」を感じている――社会人向けの教育サービスを提供するアルー(東京都千代田区)がそんな調査結果を発表した。
2025年就職予定の内定者が、社会人になるにあたって抱いている気持ちとしては、「不安」が73.2%と最多に。2位の「期待」(38.6%)に対して、倍近い差をつける結果となった。
具体的に不安に感じていることは、「社会人としての生活に適応できるか」が(39.1%)と最多に。「先輩社員や同期とよい関係を築けるか」(33.3%)、「成果を出せるか」(29.2%)が続いた。
内定先に求めるフォロー施策としては、「内定者研修」が36.5%と最多に。僅差で「内定者同士の懇親会」(35.7%)が続いた。3位に「職場見学」(26.3%)、4位に「先輩社員との懇親会」が挙がったほか、「特になし」とした内定者も14.5%みられた。
入社までに学びたいことは、「自分の勤める職種・業種に必要な専門スキル・知識」が63.8%と最多に。「ビジネスマナーなど、どの会社でも必要なスキル・知識」(54.8%)、「コミュニケーションスキル」(47.6%)が続き、「英語などグローバル人材に必要な知識・スキル」は17.9%だった。
調査は2024年7月8〜10日、2025年春に就職予定の学生へのアンケートで実施。414件の回答を得た。
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