モスバーガーを運営するモスフードサービスが、同社初となるドリンクスタンドを8月9日にオープンしてから1カ月が経過した。担当者によると「売り上げは計画通りに推移している」という。ハンバーガーチェーンであるにもかかわらず、なぜドリンクスタンドをオープンしたのか。経緯や今後の展開について話を聞いた。
ドリンクスタンド「Stand by Mos」は東武東上線池袋駅の中央改札内に位置し、営業時間は午前9時〜午後9時。「いつでも自然を、あなたのそばに」をコンセプトに、通常のモスバーガー店舗にはない、ジュースやスムージーなどを9種類(2024年9月時点)用意している。
人気メニュートップ3は「しっかりトマトなモストマトジュース」(420円)、「ちょっぴりフルーティーなモストマトスムージー」(500円)、「こっくりスイートなモスバナナミルクスムージー」(500円)だ。材料の野菜や果物は、味は問題がないものの、サイズが大きすぎる・小さすぎる、表面にキズがあるなどの理由で廃棄予定の規格外品や端材を使用。「この1店舗で想定通り売り上げれば、年間4.6トンの規格外野菜を活用でき、フードロス削減につながる」(担当者)という。
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