国内スタバ初「12歳以下向けフラペチーノ」が話題 きっかけに「親の声」(1/2 ページ)

» 2024年09月22日 08時00分 公開
[菊地央里子ITmedia]

 スターバックス コーヒー ジャパンは9月14日、イオンレイクタウン(埼玉県越谷市)内にある7店舗のうち、1店舗を子連れ向けとしてリニューアルオープンした。こうした店舗をオープンするのは国内のスタバでは初の試みだが、どういった狙いがあるのか。同社の広報担当者に聞いた。

sbc スターバックス コーヒー ジャパン初の子連れ向け店舗(同社提供、以下同)

 子連れ向けとしてリニューアルオープンしたのは、「スターバックス コーヒー 越谷イオンレイクタウン mori 3階店」(以下、イオンレイクタウン mori 3階店)。店内はベビーカーや車いすが通りやすいような導線設計を採用。ソファやテーブルの近くにベビーカーを置いたままでも使いやすいように、スペースを広めにとっている。

sbc スターバックス コーヒー 越谷イオンレイクタウン mori 3階店
sbc ベビーカーや車いすが通りやすいような導線設計

 注文方法は、席からの「モバイルオーダー&ペイ」(公式モバイルアプリなどから事前に注文、決済するサービス)を推奨している。モバイルオーダー&ペイを利用すれば、席に座ったままドリンクやフードを選び、レジに並ばず商品を受け取ることができる。買い物帰りで荷物が多い時や、ベビーカーを押している時の負担を減らす狙いだ。

国内初のキッズ フラペチーノを販売

 同店舗では、通常のメニューに加え、国内初となるドリンクメニュー「キッズ フラペチーノ」を用意した。キッズ フラペチーノは12歳以下向けで、店内利用の際は取っ手付きで持ちやすい樹脂製グラスで提供する。

sbc キッズ フラペチーノ
sbc 店内利用の際は取っ手付きで持ちやすい樹脂製グラスで提供

 フレーバーは「キッズ バニラ クリーム フラペチーノ」「キッズ マンゴー&フルーツ フラペチーノ」「キッズ チョコレート フラペチーノ」の3種類。サイズはショートのみで、価格は持ち帰りだと432円、店内利用だと440円だ。

sbc キッズ フラペチーノは全3種類
       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.