子どもがドリンクをカスタマイズできる「コンディメントバー」も設置した。コンディメントバーにはチョコレートソース、キャラメルソース、キャラメルフレーバーシロップ、バニラフレーバーシロップの4種類を用意しており、味わいを自由に調整できる。キッズフラペチーノのほか、キッズミルクやキッズココアなど、子ども向けメニューを注文した人が利用可能だ。
広報担当者は「コンディメントバーでカスタマイズすることが前提なので、キッズ フラペチーノは通常商品よりもシンプルな味わいに仕上げている」と説明する。
イオンレイクタウンは、東京ドーム6個分という広い敷地の商業施設だ。同社はイオンレイクタウン内に7店舗を展開しているが、エリアごとに特性や客層の違いがあるとか。例えば、越谷レイクタウン駅から近くイオンレイクタウン kazeの玄関口に位置する店舗は、仕事や勉強での利用目的が多く、客層も若者が中心だという。
一方、mori3階は、エリア全体が子どもや家族向けの店舗が多い。そのため、イオンレイクタウン mori 3階店も子連れの利用客が多数を占めていた。こうした利用客から「騒がしくしたら周囲に迷惑をかけてしまう」「ベビーカーの置き場所に困る」「レジに並ぶのも大変」といった声が寄せられていたこともあり、同店舗を初の子連れ向け店舗へリニューアルすることになった。
イオンレイクタウン mori 3階店では、リニューアルオープン後の利用ニーズや店舗体験の検証を進める方針だ。「得られた検証結果などを元に、子連れ向け店舗の拡充を検討していく」(広報担当者)という。
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