正直レビューで一覧になっている商品をタップすると、その商品に寄せられたコメントを見ることができる。コメントの吹き出しを、購入者で「いいよ!」評価をした人は水色、購入者で「ビミョー」評価をした人は灰色、購入者ではない人は白色にそれぞれ設定。そのコメントについて、どういう人がどういう評価のもと書いたのか一目で分かるように設定した。
「いいよ!」「ビミョー」の評価だけでなく、コメントも誹謗中傷に当たるもの以外は全て公開。中には、商品に対して手厳しい意見も見られた。マジボイス上でマイナスな意見を公開することについて、社内から反対はなかったのだろうか。
「弊社は顧客最優先主義を掲げ、顧客にとって都合のいいお店を目指しています。私も店長をやっていた時に、批判の声も含めて、顧客からの意見に耳を傾け、仕入れなどに生かしていました。マジボイスは、これまで現場に寄せられていた声がアプリ上に反映されただけとも言えます。マジボイスの構想が生まれた当初から、低評価も公開して当然との考えでした」
この考えを基に、宮本氏は役員や商品開発担当者、現場の店長などあらゆる立場の社員にマジボイスで全ての声を公開する必要性を説明して回ったという。社内からも大きな反対などはなかったそうだ。
ドンキの“固すぎる”Tシャツがじわじわ売れている 開発者が生地の厚みにこだわったワケ
ドンキでバカ売れの家電「置くだけエアコン」 担当者「特に人気の地域がある」、なぜ?
ドンキ「はしれるパンプス」が大ヒット 目指したのは「パカパカ」「カツカツ」しない靴
「ドンキでボトムスは売れない」からヒット商品誕生へ 長年の苦戦を変えた2つのことCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング