セブン-イレブン・ジャパンの宮賢二氏(ベーカリー・スイーツ部 シニアマーチャンダイザー)によると、チョコレートの販売規模は夏場が底で、10月からバレンタインにかけて増加する傾向にあるという。
上向き始める10月やバレンタインシーズンの2月ではなく、11月にコラボ商品を発売する背景について、宮氏は「11月は各メーカーのチョコレート系の新商品が多く発売され、チョコレート市場が活況になる」と説明した。チョコレート市場が活況になるタイミングに合わせ、各社とのコラボ商品を出すことで、既存顧客に加え通常セブン-イレブンを利用しない新規顧客の取り込みを狙う。
セブン-イレブン・ジャパンと明治、森永製菓、ロッテ3社は、これまでもスムージーやアイスの開発を共同で行ってきた実績がある。ライバルである3社とコラボ商品を販売することで、チョコレートマーケット全体の活性化も期待するという。
販売期間は約1カ月で、クリスマスシーズンまでの展開を予定している。競合3社がそろったコラボ商品は、消費者の支持を得られるか。
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