スズキ、キッチンカー向けのアプリ開発 業務効率化や売上改善をサポート

» 2024年11月29日 19時05分 公開

 スズキは11月27日、移動販売事業者向けのスマートフォン用アプリ「Shuppa(シュッパ)」の提供を開始した。Shuppaは、飲食や小売り向けのプラットフォームを提供するShowcase Gig(東京都渋谷区)と共同開発したもの。

 キッチンカーなどの移動販売事業者数が増加している一方、開業の煩雑さや運営面での課題も多い。スズキは軽トラックの荷台で商品を販売する「軽トラ市」に注力しており、こうした課題を解決することで、軽トラ市の普及にも役立つと考え開発に至った。

photo スズキ、移動販売事業者向けのスマートフォン用アプリ「Shuppa」の提供開始(出所:プレスリリース、以下同)

 Shuppaは出店計画や商品の登録・管理、レジ対応などの業務、Webサイト作成、売り上げの分析といった、さまざまな機能を集約している。運営に必要な機能を1つのアプリにまとめることで、業務効率化や売り上げの改善が期待できるという。アプリの利用には、別途端末を用意する手間や費用はかからない。

photo アプリのみで利用可能
photo 移動販売事業者をサポート(出所:photoAC)

 開発時には、移動販売事業者にアプリを使用してもらい、課題や改善点をヒアリングした。スズキは「今後は利用者の声をアプリ機能の拡充に反映し、開業から運営までを一貫してサポートできるサービスの開発を進める」とコメントした。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アイティメディアからのお知らせ

SaaS最新情報 by ITセレクトPR
あなたにおすすめの記事PR