売る若者、捨てる中高年 「持ち物資産」は1人当たり182.4万円(1/2 ページ)

» 2024年12月02日 13時07分 公開
[大久保崇ITmedia]

 メルカリは「日本の持ちモノ資産」に関する調査結果を発表した。調査によると、日本の家庭内にある所有物の数量と、その価値を金額換算した「持ちモノ資産」の総額は推計約216兆3925億円で、国民1人当たりの平均は約182.4万円であることが分かった。

日本の家庭内の「持ち物資産」の額は(ゲッティイメージズ)

 1世帯の平均は約356.0万円で、世帯構成別では50代・60代の夫婦2人世帯が約454.7万円と最も高く、単身世帯が約179.7万円と最も低かった。

世帯構成別の持ちモノ資産(出所:プレスリリース、以下同)

 国民1人当たりの持ちモノ資産の内訳は「服飾雑貨」が33.6%と最も多く、「趣味(ホビー・レジャー)」が27.5%、「家具・家電・雑貨」が19.6%と続いた。

国民1人あたりの持ちモノ資産の構成

 年代別の保有数では、60代が平均約528.2個と最多で、10〜20代が約239.2個と最も少なかった。1年以上使っていない不要品の割合は60代が20.7%と最も高く、10〜20代は10.3%と最も低い結果となった。

年代別持ちモノ資産の保有数と不要品の割合
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