世代間で特に差が出たのは、ファッションアイテムの処分方法だった。直近3年間で「捨てた」と回答した割合は60代が78.3%と最も高く、10〜20代は53.6%と最も低かった。
「売った」と回答した割合は30代が35.8%と最も高く、10〜20代が29.8%とその次に高かった。一方で60代は16.7%にとどまり、世代間で最大19.1ポイントの差があった。
調査を監修したニッセイ基礎研究所の久我尚子氏は「若年層は不要品を最小限に抑え、購入時から将来的な換金可能性を見据えている。これは節約志向を超えた、モノの循環を意識した生活スタイルといえる」と考察した。
調査は10〜60代の男女2400人を対象とし、10月11〜15日にインターネットで実施した。
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