今年の年末年始は、「最大9連休」となる日並びの良さにも注目が集まっている。ローソンはこれを踏まえ、短期旅行・帰省・日帰りレジャー・自分の時間確保などを組み合わせた「多様な過ごし方」が広がると分析。こうしたニーズに応えるべく、品目数を前年の8品目から15品目に拡大する。
具体的には、物価高で予算を抑えたい消費者のニーズにも対応するため、比較的買いやすい2万円未満のおせちを5品目から10品目に拡大。また、前年は1品だった冷凍のおせちを4品に増やした。「三が日は旅行に行くが、帰ってきた後におせちを食べてお正月気分を味わいたい」といったニーズを持つ人に訴求する狙いだ。
ローソンはおせちの販売目標として前年比105%を掲げる。だが、今年は寒さの訪れが遅く、季節感が薄れる影響もあり、年末年始向け商品の予約ペースは例年よりもやや後ろ倒しになっているという。年の瀬が迫る中、同社のおせちはどこまで売り上げを伸ばせるか。
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