アパレル大手のワークマンが、「#ワークマン女子」業態を順次「Workman Colors」(以下、ワークマンカラーズ)に変更することを発表して波紋を呼んでいる。
同業態は、もともと職人向けアパレルメーカーとして男性客の需要が多かったワークマンが手がける女性向けの一般アパレルラインで、2020年より展開されている。
同社は2018年ごろから、「職人向け」だった顧客層を「一般向け」に拡大すべくさまざまな業態を展開してきた。その結果、一般アパレル店舗としてシェアを伸ばしつつあるが、一方で従来の顧客層であった職人層からの不満も大きくなっていった。
そんな流れを受けて、今回の「#ワークマン女子」の業態変更についても「本業を疎かにした結果なのでは?」「従来の職人層向けの店に戻るのでは?」などという声も聞かれている。
しかし、実態としてはワークマン女子の業態変更はネガティブな要因ではなく、ポジティブな業態変更だと思われる。「#ワークマン女子やめます宣言」の理由と展望について、分析していこう。
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