日々リリースされる新しい商品やサービスたち。その商品やサービスには、必ず企業側の思惑や狙い、生活者のニーズ、時代の空気感が反映されている。本シリーズでは、これらの「Insight」を考察していく。
青山商事(広島県福山市)は2月19日、履くと身長が6センチ高くなる「スタイルアップシューズ」(希望小売価格1万5290円)を発売した。ビジネスシーンに加え、写真撮影の機会が多い結婚式や卒業式での「スタイルをよく見せたい」というニーズに応えて開発した。
スタイルアップシューズは、外から見えないインヒールを内蔵している。アウトソールと合わせて約6センチ高くなる。外見からは気づかれにくい仕様にするため、かかと位置から履き口までの高さを調整した。足への負担を軽減するため、シューズ内の傾斜を緩やかにしている。
かかと位置が高くなることで背筋が伸び、自然なスタイルアップが期待できるという。プレゼンや商談といったビジネスシーンに加え、結婚式や卒業式などのフォーマルシーンでの使用を想定している。
シューズのデザインは、汎用性の高いベーシックなストレートチップとプレーントゥの2種類を用意した。カラーは黒のみで、サイズは24〜27センチで展開。洋服の青山主要と公式オンラインストアで販売する。
「ランニングシューズ並みに軽い」革靴がヒット 青山商事とミズノ、新入社員に焦点
青山商事、手を使わず履けるビジネスシューズ発売 他社も「快適さ」重視のアイテム拡充
ドンキ、ほとんど「革靴」なスニーカーに新機能を追加 大ヒット商品に寄せられたユーザーの声を反映
ドンキ「はしれるパンプス」が大ヒット 目指したのは「パカパカ」「カツカツ」しない靴Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング