ファミマとローソンは、日販が近いとはいえ路線が異なる。ファミマはデジタルサイネージの設置を進める一方、商品面ではPB強化に加え衣料品の販売を進めてきた。セブンも軽衣類を販売しているが、デジタルサイネージの本格導入には至っていない。ローソンは店内調理を強化するほか、ファミマが終了した無印良品とのタッグを組んでおり、いずれもセブンが導入しなさそうな施策だ。
3チェーンの構図としては、PBに強みを持つセブンに対し、ファミマ・ローソンがPBを強化しつつも独自の策で追い付こうとしている形が見える。両チェーンから今後、どのような策が生まれるのか注目したい。
山口伸
経済・テクノロジー・不動産分野のライター。企業分析や都市開発の記事を執筆する。取得した資格は簿記、ファイナンシャルプランナー。趣味は経済関係の本や決算書を読むこと。 X:@shin_yamaguchi_
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ファミマ、イートイン削減→売り場に変更 全国の店舗で順次Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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