「Vポイントアプリを日々楽しんで立ち上げてもらうことが狙いの大きな部分。(Vキセカエの販売で)収益を上げることがメインではない」と撫養氏は明かす。
現在のVポイントアプリが抱える最大の課題は「アプリの起動率」にある。「お得なくじやクーポンがあっても、アプリを開いていただけないと気づけないことがある」(撫養氏)。ポイント経済における最大の課題は、ユーザーにアプリを日常的に使ってもらい接点を増やす点にある。
この課題は、Vポイントにとって特に深刻だ。従来のTポイントはプラスチックカード主体で提供されてきた経緯があり、アプリ化には後れをとっている。「歴史が20年あるTポイントカードというものに、モバイルアプリになるための抵抗感がある」と撫養氏は認める。
一方、楽天ポイント、PayPayポイント、dポイント、Pontaポイントなどのライバルサービスはすでにアプリ主体のエコシステムを確立している。時代がモバイルへと急速に移行する中、この対応は喫緊の課題だ。
「ポイントがたまるだけでは動かないお客さまも多くいる。そういったお客さまには楽しみのようなものを提供することで、スマホのアプリに登録するきっかけにしたい」(撫養氏)。モバイル移行施策としてはポイント還元の強化などのキャンペーンが一般的だが、Vキセカエは、わずかでも収益が上がる形でモバイル移行を促進できる点が従来の施策とは異なる。
3万円払っても欲しい? ATMでは使えないのに人気沸騰のメタルカード
三井住友カードのクレカ投信積立で“大改悪” 5大ポイント経済圏の最新動向
コンビニポイント戦争勃発 セブンVS.ローソン、業界の勢力図はどうなる?
王者楽天ポイントに迫れるか? 新生Vポイントの“勝算”Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング