スマートホテルの企画・運営や遠隔接客サービスなどを提供するSQUEEZE(東京都渋谷区)と日本エスコンは3月28日、北海道・JR北広島駅直結のショッピングセンター「tonarie(トナリエ)北広島」に「エスコンフィールドHOKKAIDOホテル 北広島駅前」を開業する。新たな宿泊体験を提供することで、地域経済の発展と観光の活性化を図る。
同ホテルは、駅西口周辺エリア活性化事業「キタヒロ・ホームタウンBASE」の第1弾プロジェクトとして位置付けられ、「ライフイノベーションハブ」をコンセプトにしている。地域住民や観光客、ビジネスパーソンなど、多様なゲストを出迎える北広島駅の新たな玄関口として、交流を深められる場の創出を図る。
SQUEEZEの舘林真一CEOは「ボールパークに来るだけでなく、街全体としてこの駅前をいかに活性化させるかが重要」だと話す。
「ビジネスからファミリーまで幅広い層が利用できるホテルが駅前にあることで、滞在時間や日数が延び、道内外の人々が地域と深く関わる機会が生まれます。ゲスト、観光客、地元の方々が飲食や宿泊を通じて交流する場となることで、街に賑わいが生まれ、訪れた人がこの街に愛着を持ち、再訪や移住につながる。それこそが、この場所で開業する意義だと考えています」
次世代型ホテルを目指し、非接触型スマートチェックインシステムやオンラインコンシェルジュによるゲスト案内、ペーパーレス運営などを導入。さらに、地域に親しまれてきた憩いの公園の役割を引き継ぐ形で、ホテル内には公園も設けるという。客室数は158室。
SQUEEZEは2023年3月に、北海道日本ハムファイターズの新球場「ES CON FIELD HOKKAIDO」に隣接する複合施設「HOKKAIDO BALLPARK F VILLAGE」内で、ホテル「tower eleven hotel」および温浴施設「tower eleven onsen&sauna」の運営を始めた。ホテルからはフィールドが一望でき、温浴施設では野球観戦が楽しめるようにしている。
エスコンフィールドHOKKAIDOホテル 北広島駅前を運営するにあたっては、tower eleven hotelやボールパーク全体との連携を強化し、道内外から多様な人々が訪れる「ライフイノベーションハブ」としての機能を高め、交流と賑わいを創出していく。
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