大阪・関西万博が夢洲で開幕し、各パビリオンが最新の技術や体験を提供する中、NTTは「PARALLEL TRAVEL ーパラレル トラベルー」というテーマで展開している。メインは、2030年の社会実装を目指す次世代情報通信基盤の「IOWN」(アイオン)だ。
パビリオンでは、映像や音声だけでなく、空間そのものや離れた場所の感覚を共有する未来型のコミュニケーション体験を提供している。
NTTパビリオンの展示は、テーマごとに3つのゾーンに分かれており、すべてを体験すると約20分のツアーとなる。
「Zone1」では、「コミュニケーションの進化と普遍」をテーマに、手紙、電報、電話からインターネットに至るまでの通信手段の変遷を展示し、それらと連動する映像を壁面に設置した巨大LEDスクリーンで流している。
映像では、通信技術の進化とともに、「誰かとつながりたい」「誰かと理解し合いたい」という普遍的な人間の欲求、そして最新技術を駆使しても、なお満たされない何かがあるという問いを投げかけている。
「万博ガンダム」の勇姿、夢物語ではない? 最新技術が見せる説得力
万博で話題「月の石」はどうやって持ち帰ったの? 知られざるカバンの正体
なぜ、この料理を万博で? 各国の“食”に見るブランディング戦略
「やあ、自分は元気ですか?」25年後の自分と対面 万博が描く“予測医療”の未来像Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング