長浜淳之介(ながはま・じゅんのすけ)
兵庫県出身。同志社大学法学部卒業。業界紙記者、ビジネス雑誌編集者を経て、角川春樹事務所編集者より1997年にフリーとなる。ビジネス、IT、飲食、流通、歴史、街歩き、サブカルなど多彩な方面で、執筆、編集を行っている。
「コメダ珈琲店」を展開するコメダホールディングス(HD)が、新業態の出店ラッシュだ。話題になっているのは、おにぎり専門店「おむすび米屋の太郎」だが、ほぼ同時にドリンク専門店「ジェリコ堂」、大判焼き専門店「コメダの大判焼き 大餡吉日」も出店している。
同社といえば、2019年に「BAKERY ADEMOK(ベーカリー アデモック)」、2020年にプラントベース喫茶「KOMEDA is」を、立て続けに出店して以来、コロナ禍があって新業態のリリースを控えていた。その後、2022年にワイン専門店「ラ・ヴィノテーク」を出店。さらに2025年は新業態ラッシュとなった。
コメダHDの新業態の特徴として、既存の業態をベースとし、そこからスピンオフしたような派生店が多いことが挙げられる。
米屋の太郎は、同社の和風喫茶業態。「おかげ庵」のモーニングで出していたおにぎりが好評だったので、開発した。ジェリコ堂はコメダ珈琲店の人気スイーツ「ジェリコ」の魅力を、より広く発信する店となっている。
スタバVS.コメダ 日米コーヒーチェーン徹底比較で見えてきた立ち位置
物価高時代に、なぜ競合より「ちょい高」なコメダ・星乃が伸び続けているのかCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング