年収800万円以上を稼ぐフリーランスエンジニアには何が必要なのか。フリーランスエンジニアと企業のマッチングサービスを運営するBranding Engineer(東京都渋谷区)が、40〜50代で年収800万円以上のフリーランスエンジニアに調査を実施した。
フリーランスエンジニアとして年収800万円以上を稼ぐため、「専門性の高い技術領域を持つようにした」「クライアントとの関係構築を大切にした」ことを意識した人が最も多く、それぞれ48.0%だった。
フリーランスのエンジニアになったきっかけは、「収入を増やしたかったから」「自分のペースで働きたかったから」(各48.0%)が上位を占めた。
80.0%が「フリーランスになって良かった」(「非常にそう思う」45.0%と「ややそう思う」35.0%の計)とし、特に良かったと感じる点は「自分の裁量で仕事ができること」(67.5%)、「収入が増えた」(66.2%)、「ワークライフバランスが改善した」(42.5%)が上位を占めた。
若手エンジニアと比較した際のミドルシニア層の強み1位は「専門知識・業務理解の深さ」(64.0%)で、以下「経験年数」(49.0%)、「トラブル対応力」(41.0%)、「コミュニケーション力」(37.0%)と続いた。
30代のうちにしておけば良かったと思う準備や行動は、「特定の技術分野での専門性を高めること」(46.0%)が最も多かった。その他「社内外の人脈を幅広く構築しておくこと」(40.0%)、「複数の技術・言語を扱えるようになること」(36.0%)といった声が寄せられた。
今後さらなるキャリアアップを目指すための取り組みとしては、「生成AI・クラウドネイティブなど最新技術の習得」(37.0%)、「長期的なキャリアを意識した自己管理」(31.0%)、「英語力などグローバル対応力の強化」(23.0%)に取り組んでいる人が多かった。
調査は6月10〜20日、40〜50代のミドルシニア層で年収800万円以上のフリーランスエンジニア100人を対象に、インターネットで実施した。
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