コンビニで備蓄米弁当が好調 100円引き&ご飯増量に節約ニーズ(2/2 ページ)

» 2025年08月06日 08時20分 公開
[産経新聞]
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商品に「古古古米」使用

 コンビニ大手3社が販売する商品には、2021年産の備蓄米、いわゆる「古古古米」が使用されている。セブンは3千トン、ファミマは700トン、ローソンが500トンを随意契約で購入した。

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 スーパーなどに売り渡された分も含め、随意契約の備蓄米は本格的に25年産の新米が出回る前の8月末までに販売することが条件となる。コンビニや流通大手の幹部らは6月に小泉進次郎農林水産相と面会し、輸送手続きや精米に時間がかかっているとして9月以降も販売できるよう延長を要請した。

 もっとも、コンビニ大手3社では、袋詰めで販売している備蓄米は「店舗に入荷するとほぼ即完売の状態」(ファミマ広報担当者)で売り切る見通しが立っているという。ローソンの広報担当者は、弁当などの商品に加工して販売している備蓄米も「好調な売れ行きだ」といい、8月末までの販売に自信を見せる。

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