コンビニ大手3社が販売する商品には、2021年産の備蓄米、いわゆる「古古古米」が使用されている。セブンは3千トン、ファミマは700トン、ローソンが500トンを随意契約で購入した。
スーパーなどに売り渡された分も含め、随意契約の備蓄米は本格的に25年産の新米が出回る前の8月末までに販売することが条件となる。コンビニや流通大手の幹部らは6月に小泉進次郎農林水産相と面会し、輸送手続きや精米に時間がかかっているとして9月以降も販売できるよう延長を要請した。
もっとも、コンビニ大手3社では、袋詰めで販売している備蓄米は「店舗に入荷するとほぼ即完売の状態」(ファミマ広報担当者)で売り切る見通しが立っているという。ローソンの広報担当者は、弁当などの商品に加工して販売している備蓄米も「好調な売れ行きだ」といい、8月末までの販売に自信を見せる。
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「イオンモール」10年後はどうなる? 空き店舗が増える中で、気になる「3つ」の新モールcopyright (c) Sankei Digital All rights reserved.
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