――面接中、候補者がアピールしきれていない様子だった場合の対応はどうしますか?
例えば、候補者が「ITパスポートを取得予定」と履歴書に記載していても、面接で触れられないケースもあります。そんな時は、候補者から「実はこれもお伝えしたかったのですが」と自発的に補足してくれることがあります。面接官がそれを歓迎する姿勢を見せることで、「言ってよかった」という安心感につながり、結果としてより高い志望度につながります。
――圧迫面接について、どのように考えますか?
今でも一部企業で見られますが、時代にそぐわないと感じます。入室直後から笑顔もなく、低いトーンで進められる面接は、候補者の能力を引き出すどころか、不信感を与えてしまいます。むしろ、候補者が「この会社で働きたい」と思える面接設計を行うことが、企業にとっても長期的な利益につながると考えています。
若林宏美
一般社団法人テツナグ代表理事。
クリエイティブチームRutsubo代表。
キャリアコンサルタントとして就活生・採用側企業の双方に向けた講座や、個別相談に従事。
近年はSNSを利用した採用ブランディングを多数の企業で手掛けている。
Instagram→@tetsunagu
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