経営管理プラットフォーム「DIGGLE」(ディグル)を提供するDIGGLE(東京都港区)は、新プロダクト「DIGGLE売上予実管理」の提供を開始した。売り上げ構成を分析し、利益向上に直結する販売戦略の立案を支援する。
DIGGLEが2月に実施した調査によると、目標や計画に対してズレが発生する原因について50.4%の人が「売り上げの未達」と回答している。
特に卸売業・小売業や製造業では、色・サイズ・パッケージ・賞味期限など商品の分類が非常に細かい。データ集計や加工の煩雑さが販売戦略の立案や組織全体で目線をそろえた戦略実行の障壁となっている。
DIGGLE売上予実管理では、多品種の商品を扱う製造業や小売業などにおいて、商品単位で売り上げや利益情報を一元管理。多角的に分析可能とすることによって、生産性を低下させている原因や収益源を可視化する。
会計システムのデータや販売管理システムでは、データの加工に時間がかかり、多様な切り口からの分析が困難だった。商品・販売チャネル・担当者・エリアなど、見たい軸を選ぶだけで、担当者全員が担当領域の予算と実績を比較分析でき、施策の検討や意思決定に集中できるようにした。
商品別では、販促費と売り上げを把握するには手間がかかる。そのため、販促費や原価のデータを取り込むだけで、商品別の利益を可視化させた。さらに、各担当者が直接、見込み情報を更新し、最新の見込み情報を組織全体に共有できるようにした。精度の高い情報をもとに、在庫調整できるという。
同社は、経営リソースを横断的に管理するオールインワンサービスの提供を目指している。リアルタイムでのリソースの最適配分を実現する構えだ。
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