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アサヒ、アスクルに学ぶ サイバー攻撃後に「信頼を落とさない会社」がやっていること(1/4 ページ)

» 2025年10月30日 08時00分 公開
[大杉春子,ITmedia]

 Facebookタイムラインに、知人のこんな投稿が流れてきた。

 「ついに社食にもランサムウェア被害の影響が……。」

 どうやらアスクルの物流が止まったせいで、社食の紙ナプキンが不足しているらしい。最近ニュースで報道されている「システム障害」が、こんな形で生活に入り込んでいる現実を実感した。

 9月末、アサヒグループホールディングスがロシア拠点のランサムウェア集団「Qilin」(キリン)によるサイバー攻撃を受けた。国内全システムが暗号化され、生産・出荷・受注業務が全面停止。個人情報や内部文書の暗号化と窃取・公開脅迫が確認された。

 続いて10月、アスクルがランサムウェア攻撃を受け、社内システムが感染。物流子会社であるASKUL LOGISTICS(アスクルロジスティクス)のシステム障害が発生し、受注・出荷業務が全面停止。この影響は、物流業務を委託している取引先企業、良品計画(無印良品)、ロフト(ロフトリアルネット、ロフト)、そごう・西武(セブン&アイ・ホールディングス傘下)などに波及し、間接的な被害を生じさせた。

 どちらも出荷や受注などの中核業務が一時停止し、「デジタル化された企業活動の心臓が止まった」などと報じられた。だが今回のテーマは、攻撃そのものではない。問いたいのは、「攻撃を受けたあと、企業がどう信頼を守ったのか」という点だ。

問いたいのは、「攻撃を受けたあと、企業がどう信頼を守ったのか」という点だ(写真提供:ゲッティイメージズ)

【訂正:2025年11月7日午後5時15分 記事公開時点で一部、誤りがありました。該当部分を削除し、再公開しました】

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