富士経済の調査によると、2025年のウイスキー市場は、2023年比108.5%の約4000億円になると予測している。糖質ゼロのハイボールは健康志向もあり、右肩上がりで推移している。さらに最近では、少し高くても付加価値のある「ごほうび」需要も増えており、ローソンでも市場拡大が続くと見ている。
今後も、限定品や数量限定を含めた高級ハイボール缶をコンスタントに投入していく方針だ。「高級ハイボールの販売を通じて、ウイスキーはどれだけ知っているかではなく、どれだけ好きか、ファンの“好きの深さ”が大事だと気付いた。熱心な顧客が自ら発信しており、その広がりには驚かされている。そうした“深い”ファンに『さすがローソンだね』と言ってもらえる商品を提供し続けたい」(倉光さん)
2026年には、どのような高級ハイボール缶が登場するのか。引き続き注目したい。
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