コロナ禍前から、忘・新年会を実施している企業に理由を尋ねると、1位は「従業員の親睦を図るため」(85.8%)、2位は「従業員の士気向上のため」(50.5%)、3位は「会社の定番行事のため」(46.8%)だった。
規模別では「会社の定番行事のため」は大企業で43.4%、中小企業で47.2%となり、中小企業のほうが3.8ポイント高かった。「その他」の回答を見ると「完全在宅勤務で、年1回の対面でのコミュニケーションのため」(専門サービス業、資本金1億円未満)といったコメントがあった。
実施しない理由では「忘・新年会に関わる費用を削減するため」が21.7%で、調査開始以来初めて20%を超えた。
東京商工リサーチは「物価高で値上がりが続く参加費も実施率の下押し圧力になっているほか、親睦や一体感を求める企業と、気の合う仲間との飲み会を優先する社員との間で意識のギャップが生じている」と分析する。
調査は、6196社を対象にインターネットで実施した。期間は、12月1〜8日。
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ドンキ「152円ビール」じわり人気 “地味過ぎる”見た目になった深いワケCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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