「ディスコに行ったことがある」6割 シニア世代が再び踊り出す理由(2/3 ページ)

» 2025年12月22日 08時51分 公開
[産経新聞]
産経新聞

「生演奏の楽しさ」

 ケントスの歴史は長い。カラオケボックスがまだ普及していない昭和51年、「ノスタルジーとなつかしさ」をコンセプトに始まった。客がバンドの生演奏に合わせて踊り始めたことがきっかけで、踊るスペースを作り、「生バンド+踊れる」スタイルを確立させた。最盛期は全国に約40店舗を展開し、現在も東京を中心に6店舗を営業する。

photo 生バンドが演奏する銀座ケントス。華やかな雰囲気の中、自然と体が動く=東京都中央区の銀座ケントス(酒井真大撮影)

 バンドは日替わりで、1ステージ45分で10曲ほど演奏する。30分の休憩を挟み、6回のステージをこなす。20年くらい前にはやった曲を中心に、演目はその日の客層や雰囲気に合わせる。1970〜80年代のバンド、アース・ウインド&ファイアーやクイーン、2000年代以降のブルーノ・マーズ、韓国アイドルのBTSといった、さまざまな年代やジャンルのミュージシャンの作品レパートリーが常時200曲くらいある。近年は外国人観光客も多いという。

 ケントス運営会社の尾形光浩取締役は「音楽はスマートフォンでも聞けるけど、生演奏の楽しさは格別だ。1人でも、踊らなくても、お酒を飲まなくても、気軽に楽しさを味わってほしい」と話した。

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