タピオカブーム終了も、絶好調のゴンチャ “独り勝ち”を目指さない、深いワケ長浜淳之介のトレンドアンテナ(3/7 ページ)

» 2026年01月06日 15時00分 公開
[長浜淳之介ITmedia]

テークアウトの店から一転

 ゴンチャが日本で店舗展開を始めた初期の頃は、テークアウトの店だった。しかし、座ってゆっくり飲みたいというニーズが高まり、イートインのスペースを持つ店も次第に増えた。

 そうした中で、2020年6月、東京都立川市のJR立川駅直結の商業施設「グランデュオ立川」3階に、90席もの席数を備えた大型店を出店。これがゴンチャにとって大きな転換点となった。

グランデュオ立川店、カウンターのイメージ(出所:リリース)

 ゆったりと過ごせる環境で、コンセントが使えるデスクワーク向きのカウンター席、荷物があっても余裕の1.5人席、会話に適したテーブル席などを設け、さまざまなニーズに応えた。ここでの成功により、広めの席数を確保した店舗が主流となり、現在に至っている。ここがストリートフードから脱却できなかった、幾多のタピオカ店との違いだ。

グランデュオ立川店、1.5人席のイメージ(出所:リリース)

 2025年からは、ゴンチャが目指す方向性を示した「コンセプトストア」を出店し始めた。3月に日本のゴンチャ発祥の地である東京・原宿に「原宿神宮前店」をオープン。5月には、インバウンド需要も狙える東京・秋葉原に「秋葉原中央通り店」を開業した。

秋葉原中央通り店の店内イメージ(出所:リリース)

 ゴンチャのコンセプトストアでは、お茶に合うサンドイッチやスイーツといったフードを強化しており、ブランドとして飛躍するための施策をきちんと打っている。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アイティメディアからのお知らせ

SaaS最新情報 by ITセレクトPR
あなたにおすすめの記事PR