少子化が加速し、若手採用のニーズが高まる中、企業の高卒採用に対する意識が変化している。初任給の引き上げなどの待遇向上や、新生活支援やキャリアアップの育成支援など、採用力を上げるための取り組みを各社が実施しているが、2025年卒の採用が充足した企業は4社に1社にとどまった。
高校生の就職を支援している「ジンジブ」(大阪市)は企業の高卒採用の担当者517人を対象に、高卒採用に関する調査を実施。採用失敗の理由や求人票の変更項目など、高卒採用の実態を公開した。
高卒採用の開始時期については、半数以上が「10年以上高卒採用を続けている」(55.5%)と回答。ここ3年以内に導入したのは19.9%で、2024年度に続いて新たに高卒採用に取り組む企業は増加傾向にあることが分かった。
25卒の高卒採用の募集人数は「変わらない」(48.0%)が最も多く、前年と同水準の採用計画の維持が半数近くを占めた。
「増やした」という回答の内訳としては「同じエリア・職種で」(28.4%)のほか、「新たなエリアで」(19.9%)、「新たな職種で」(19.6%)、「数年ぶりに(採用を)再開した」(2.9%)と広がりが見られた。
前年度より募集人数を増やした理由については「若手人材の採用に力を入れるため」(68.9%)が最多となった。以降「業績向上による事業拡大のため」(42.2%)、「高卒人材が自社に合っていると感じたため」(36.0%)と続いた。
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